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みんなで創る料理はどんな味?

玄関を開けたら広がる美味しい匂い。「おかえり」「ただいま」「何作ってるの?」「美味しそう!」なんて、美味しい匂いにつられて、自然と人が集まる場所で暮らすのって、素敵ですよね。

今回、ご紹介したいのは「スタイリオウィズ上池台」。東京シェアハウスでも何度か取材させて頂いた「食」で繋がるコミュニティをコンセプトにしたシェアハウスです。シェアダイニングやリビングだけでなく、コワーキングスペースや玄関まで一体化した空間が魅力の施設。

大勢で暮らすって実際はどんな様子なのか興味がある方も多いと思いますが、今回はその「スタイリオウィズ上池台」で、クリスマスパーティーがあるとのこと。

「食」に関心の高い人が集うと、普段はどんな生活になるんでしょうか。今回は「スタイリオウィズ上池台」の日常をご案内したいと思います。

「スタイリオウィズ上池台」の物件詳細はこちら

 

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施設の扉を開けると目の前に広がる大きな共有スペース。その奥に見えるキッチンでは、何やら料理の準備中…。どうやらこの日の夜にある、イベント用の料理の下ごしらえをされている様子。

大きなキッチンを埋め尽くすかのような食材の数々を、手際よく料理していく入居者であろう方々。みんなで集まって、手分けして作業されていました。 

キッチン1
 
キッチンが、憩いの場所。
 
「スタイリオウィズ上池台」の特徴と言っていいであろう、大きなシェアダイニング。真っ先にお伝えしたいのは、やっぱりこちらの大型キッチン。調理器具も食器も十分な数が揃えられ、みんなで集まって作業しても、広々と使える贅沢なスペースです。
 
 訪問した時は、夜のパーティーのための準備の真っ最中。いい匂いがキッチンからリビングにまで届いていました。
 
普段から料理をし慣れない人でも、思わず使ってみたくなるような本格的な調理設備の数々。会話をしながらの料理って、普段なかなか体験できない事で、楽しそうです。
 
 
キッチン2
 
ずらりとテーブルに並ぶ食材の数々。大人数の食事でも、買い出しから下ごしらえまで、入居者の方々が思い思いのペースで対応されているとのこと。 
 
キッチン3
 
クリスマスに欠かせないチキン。丸々一羽を豪快にさばかれていました。
 
キッチン4 
別の場所では、食材を彩るハーブを処理されていたり。 
 
キッチン5
 
別の場所からは、フライパンの、ジューという音とともに、いい匂いが広がってきます。
 
キッチン6
 
奥に並ぶのは大型の冷蔵庫。これだけあれば、食材の収納場所にも困らなさそう。
 
キッチン7
 
一緒に調理していた2人に見守られながら、チキンのお腹に詰め物をしている様子。皆さん仲が良さそうです。
 
 
 
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 キッチンはシェアが生まれる場所

シェアハウスに住むと一体どんな暮らしが待っているのか、どんな人が住んでいるのか、気になるところですよね。

今回はキッチンにいたこちらの3人の方々に、普段どんな生活を過ごしているのか、お話を聞かせていただきました。

インタビュー1

PROFILE (左から)
・中村さん(入居歴5ヶ月:料理人)、菊地さん(入居歴1ヶ月:大学生)、尾野さん(入居歴1年:食品会社勤務)

 

---まずは、このシェアハウスに住もうと思ったきっかけを教えてください。

尾野さん

学生の時に友達とシェアハウスしていたんですが、家具持たない生活って良いなと思って。食品に関係する会社に勤めているのもあって、「食で繋がるハウス」というコンセプトが面白いなと思って入居しました。

菊地さん

私は地元が仙台なんですが、去年少しの間東京で一人暮らししていた時期があって。その後アメリカでホームステイを経験して、人と暮らすと色々な勉強ができるなと実感したんですね。大学の専攻が異文化コミュニケーションなんですが、日本国内で友達を増やしたいなと思ったのと、あとは料理が好きなので、一人暮らしの家ではなかなか無い大きなキッチンがあるというのが魅力で入居しました。 

中村さん

友達の誘いがきっかけでしたね。僕は料理人なんですが、やっぱりプライベートの時間も料理したくて。以前住んでいたところにはキッチンが無かったので、大きなキッチンがあるのは大きな魅力でした。元々東京に行くっていうのは決めてたんですが、住んでる中で人との繋がりが欲しくて。プライベートの時間から食を通じて、繋がりを広げていけたらいいなと思って入居を決めました。

 

---みなさんそれぞれ違った理由があるんですね!「食」に関心の高い方が集まっているようですが、一緒に暮らしてみて楽しいことはありますか?
尾野さん

僕は食品会社勤務ですが、別に料理がすごく得意という訳ではなかったんですね。でもプロの料理人の方がいるので、教えてもらえるのはすごく良いですね。今朝は魚を買ってきたんですが、僕おろし方とかは全然知らなくて…。教えてもらいながら魚をさばいたり、そういうことがすごく楽しいです。

入る前は、友達ができる事はあんまり期待してなかったんですけど…。でも一緒に料理すると、結構一緒にいる時間が長くなるんですよね。それで仲良くなれたのは嬉しかったです。

中村さん

僕は最近スペイン料理を学び始めたんですが、他にもメキシカン料理やスペイン料理をやられてる方もいて…。そういった方にいろんなお話を聞いて学んだり、あとは尾野さんみたいに違う「食」に関わる仕事の方とお話すると、全然違った視点の新しいことの気づきがあったりするので、色々なことが深堀りできる感覚はありますね。

菊地さん

そうですね、私実は、中学生の時に起業しているんですが…

尾野さん

えっ。そうだったの!?

菊地さん

はい(笑)。私は宮城の名取市出身で被災を経験しているんですが、自分が被災者だからこそ、小学生の子供達が遊べる経験をさせてあげたいなと思って起業したんです。それで以前から「子供食堂」に興味があったんですが、それを一緒に住む入居者さんに相談してみたら、以前一度開催しているにも関わらず「またやろう」と企画を手伝ってくださって。新しいことにチャレンジできるのがすごく楽しいです。

---中学生で起業…、すごいですね。他の方はご存知でしたか?

尾野さん

いや、全然知らなかったです(笑)。

中村さん

ね、知らなかったね。

 

インタビュー2

---逆に料理にあまり関心が無くて入居される方とかもいるんでしょうか。
中村さん

そうですね。色々な職業の方が住んでいるので、中には料理にすごく関心が高いわけじゃない、という方もいらっしゃいます。

でもハウス内では、定期的に食のイベントが開催されていて、僕も多い時で月二回は、食のイベントを開催しています。それに参加してみて、「料理が楽しい」と言ってその次のイベントにも参加してくれたり、キッチンに出てくる頻度が高くなったりする事はあるんじゃないかなと感じますね。

尾野さん

だしの取り方教室とかやってたよね。

中村さん

実は入居して二日目くらいにもうイベントを主催して…。それが自己紹介がわりでしたね(笑)。

---入居後、2日目でイベント開催って凄いですね(笑)。次どんな人が住んでくるんだろうって考えるだけでも、ワクワクしますね。やっぱり、イベントが住民同士の交流のきっかけになっているんでしょうか?

中村さん

そうですね。入居後に直近で開催されるイベントに参加して、そこで他の人と知り合いになる感じです。

菊地さん

私も最初は、イベントに参加したとら、皆さんと仲良くなれて、そのあとその方が鍋パーティーに誘ってくださったりするようになって、そこで「あ、下に下りてきて良いんだな」って思えるようになりました(笑)。

インタビュー3

---菊地さんは学生ですが、社会人に囲まれて暮らすのは緊張しないですか?
菊地さん

そうですね…。でもみなさんすごくフランクに話しかけてくれて、年齢が離れていても「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」って話しかけてくれるので、嬉しいです。

私、結構朝早くて夜もバイトで遅いので、キッチンに人に会うことが少ないんですが、その分「今日こういうの作ったよ」とかお弁当の材料にいただいたりして、一人暮らしの身には本当に助かっています(笑)。

---すごい勢いで友達が増えそうですね!

中村さん

みなさん仕事もしているので、逆にイベントや集まりがない限り、他の人と会う機会もないんですよね。逆にイベントに参加すると、友達は自然にできますね。

---料理人のお仕事をされていると、他の方と生活リズムが合わないこともあるかと思うのですが…。

中村さん

そうですね、夜すごく遅かったり、逆に朝すごく早かったりしますね。

尾野さん

でも、夜12時半に帰ってきて、そこから料理始めたりしてるよね(笑)。

中村さん

やっぱりみんな料理してると、集まってきて、「何作ってるの?」って会話が生まれるんですよね。そこで作りすぎたりすると、おすそ分けして一緒に食べたりとかして。

尾野さん

美味しい匂いがしてきたら「できたー?」ってLINEして、食べに下りてきたりね(笑)。

インタビュー4

---住んでみてわかった、このハウスの魅力はなんでしょう?

菊地さん

そうですね、イベントが盛んなのは大きな魅力ですが、逆に自分の時間がしっかり確保できるのも良いポイントですね。基本的に1人部屋ですし、裏口からキッチンを通らずに入ることもできるので、プライベートが守られてる感覚はあります。

尾野さん

イベントは強制参加ではないので、自分の気分で参加できるのは良いですね。大人数で住んでいるので、もちろん嫌なこともたまにはありますが、逆にたくさんの人の中で、自分と気の合う人と出会いやすい、という利点もあると思います。

---ハウス外の方にここでの暮らしをお話すると、反応はどうですか?

尾野さん

今このハウスには60人以上が一緒に住んでいるんですが、人数をいうと驚かれますね。イベントもあるんだよ、と話すと「パリピだね」って言われます。実際は全然そんな感じじゃないんですけどね(笑)。

中村さん

レストランだとできないようなイベントをここではできるので、それについて職場で話すと「その年齢で、そういう場があるのはすごいね、ちょっと想像できないけど」とよく言われます。やっぱりシェアハウスの良さって住まないと分からないかもしれないです。

 

インタビュー5

---そう言えば、共用スペースには、ギターを見かけましたが、ミュージシャンの方も住まわれているんでしょうか?

尾野さん

住んでます。趣味でやってる方も、プロの方もいて、お互いに教えあったりとかもしてます。今日のイベントでも最後に音楽演奏の時間があって、そういった方々が演奏してくれるんですよ。

---パリピですね(笑)

尾野さん

そう言われると、そうですね(笑)。

 

---楽しいお話ありがとうございました(笑)。最後に、シェアハウスに興味がある人や、これから入居される方やに向けてメッセージがあれば願いできますか。

尾野さん

「食」に直接関係のないような、例えばエンジニアやミュージシャンのようなお仕事をされてる方もいらっしゃるんですが、そういう方とワークスペースなどでお話すると、勉強になったり、刺激になったりすることも多くて、とても学びになります。いろんな方と出会い、交流があるのがシェアハウスの良さだと思うし、そういう意味では、「食」を通じて交流できる「スタイリオ上池台」はオススメかな。もし興味があれば、ぜひ怖がらずキッチンに飛び込んでもらいたいです。(笑)

---インタビューはキッチン横のダイニングで行ったのですが、キッチンからいい匂いが届く中、終始アットホームな雰囲気で3人がお話されていたのが印象的でした。尾野さん、菊地さん、中村さん、準備でお忙しい中、貴重なお時間いただき、本当にありがとうございました!

 

リビング1

 取材後、周囲を見渡すと、その他の共有スペースに住人の方がいらっしゃいました。電子ピアノに向かっている方や、大きなテレビ画面でみんなでゲームをしていたり。

皆さん、思い思いのペースで過ごされているのが印象的で、みんなでの暮らしって思ってたより自由なんだな、と取材しながら、思わず感じてしまいました。

リビング2

住人の方が持ち寄った楽器。取材当日は、クリスマスパーティの最後の音楽演奏に向けて、住人の方が準備をされていました。

 
お話を伺いながら、みなさんここでの暮らしや交流を大切にされていることが伝わって来ましたし、素敵な空間を作り上げていていくのは、そこに住んでいた魅力溢れる方々なんだな、そんな印象を受けました。
 
美味しい匂いが広がるあったかい場所で、大勢の人達とシェアハウスでの暮らしを初めてみる。
 
日々の出来事やちょっとした笑い話を交えながら、一緒に料理をつくったり、食事をともにしたり。そんな時間を積み重ねていくことで、他では見つけることができなかった新しい自分と出会えたりするのかも。「そんな暮らしって、良いな、面白そうだな」。思わずそう感じた方は、是非足を運んでみて下さい。
 
人生に欠かせないもの、どんな人でも繋がれるきっかけになるもの、それが「食」。
 
初めましての人も、そうでない人も仲良くなれる魅力がぎゅっと詰まった空間が、『スタイリオウィズ上池台』にはあるのかもしれません。
 
  

/Author:Akari, Photo:Yuki

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