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旅と本と珈琲と

旅とは新たな出会いの連続である。それは何も人に限らず、街、景色、食べ物、文化など、カタチあるものからカタチないものまで新たな出会いの連続だと感じます。しかも大抵の場合は、旅には期間・期限というものがあり、出会いと表裏一体で別れが必ず訪れるのです。そんなひとときの出会いであることがわかっているからこそ、一瞬一瞬の出会いに心を突き動かされ、儚さを感じるのかもしれません。

そして、シェアハウスでの暮らしも実は旅をすることと似ているような気がするのです。生まれも育ちも国籍も価値観もばらばらで、偶然にも同じタイミングで入居した入居者と同じ屋根の下で始まる共同生活。それはまさに新たな出会いの連続であり、普通の生活では出会うことのない人や価値観に触れることができます。「暮らし」と「旅」とは両極端に位置するような気もしますが、実はその二つを繋ぐ役割を果たすのが、シェアハウスという新しい暮らし方なのではないでしょうか。

今回ご紹介させていただくのは、そんな旅好きにオススメしたい大阪のシェアハウスです。場所は大阪ミナミの「難波駅」「天王寺駅」にアクセスの良い住吉区万代。「旅」と「本」と「珈琲」と3つの好きが重なり合うところに人の繋がりが生まれるようなコンセプトで作られた空間です。

一瞬一瞬の出会いが思い出に変わり、宝物に変わる。そんな暮らしが実現できたら素敵ですね。今回は撮影当日にオープニングパーティーも開催されていたので、イベントの様子も併せてご紹介したいと思います!

「絆家シェアハウス-hitotoki-大阪 帝塚山」物件詳細はこちら

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さて、今回ご紹介する「絆家シェアハウス-hitotoki-大阪 帝塚山」があるのは、大阪の高級住宅街としても有名な帝塚山です。とても閑静な住宅街で、周囲を見渡すと豪邸が数多く建ち並んでいます。

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「帝塚山」駅からシェアハウスまでは歩いて8分ほどです。道の途中には市民の憩いと散策の場である万代池公園があります。たくさんの自然に囲まれた公園なので、四季折々の変化を楽しむこともできます。 

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また、ハウス周辺には「森林舎」というお洒落なカフェもあるため、気軽に外でランチを楽しむこともできます。その他にも、隣のアトリエでは陶芸体験をすることができるそうです。 

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さて、お待ちかねのハウスの中を見ていきましょう!「絆人シェアハウス-hitotoki-大阪 帝塚山」は、国道30号線沿い位置するマンションの3~5階部分をフルリノベーションしたシェアハウスです。入り口は3階にあり、写真に映っているのが開放的なエントランスです。

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エントランスから中に入り、すぐ右手のドアを開けるとメインラウンジに繋がります。シェアハウスの名前でもある「ひととき」は一時的。しばらくの間。という意味で使われますが、「ひととき=人と木」というテーマも隠されているそうで、テーブル中央の大きな木の周りに人が集まるようなイメージで内装をデザインされたそうです。

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自然色と暖色でまとめられたインテリアは、ほっと一息つけるような温もり溢れる空間を演出しています。

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窓から注ぎ込む採光も抜群で、日中は照明いらずという感じでしょうか。

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普段会社に行く必要もなく、自宅で仕事をやるというフリーランスの方も、この空間なら集中して仕事に取り組めると思います。

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キッチンはリビングの奥にあります。通路は広々と開放的で、複数人が同時に居合わせても余裕のある空間が確保されています。

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キッチンの仕様は多くの人が普段使い慣れているシステムキッチンが導入されているため、特に料理をする際に戸惑うことはないかと。

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火元はガスではなく3口のIHクッキングヒーターが採用されています。フラットな形なので、料理後のお掃除も簡単ですね。

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その他に基本的な電化製品、調理器具などは予め用意されています。本格的なコーヒーが楽しめる製粉機やコーヒーメーカーもあります。

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また、リビングのウォールラックには、コーヒーにまつわる雑誌もたくさん並んでいます。

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さて、次はメインラウンジから移動し、水回りを見ていきましょう!お風呂・シャワーなどの水回り設備は3階にまとまって設置されています。

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シャワーと浴槽付きの浴室はそれぞれ1箇所ずつあります。こちらが浴室スペースです。

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写真左側に映る木の扉が気になりますよね。そう、こちらの浴室にはなんとサウナが付いているんです。銭湯に行かなくとも、家でサウナが使えるとは何とも贅沢ですよね。

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浴槽も広々としており、お風呂にゆったりと浸かることができます。やっぱりお風呂って良いですよね〜。

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次は螺旋階段を上がって4階部分を見ていきましょう!

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こちらは住民が好きな本を自由にシェアできるシェアライブラリーだそうです。地べたに座りながらゆったりと寛ぎながら、仲間との会話や読書が楽しめる空間に仕上がっています。

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他人が薦める本は、その人の考えとか趣向などが垣間みえて、よりお互いを深く知るためのきっかけにもなりますよね。このシェアライブラリーにどんな本がこれから並ぶのか、とても楽しみですね。

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とはいえ、すでに並んでいる本もとても興味深いものばかりです。ジャンルも様々で、中には絵本まで取り揃えられています。

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そして、シェアライブラリーから窓の外に出ると、広々としたバルコニーが。猛暑が続く最近の天候だと日中は外に出ることはできないかもしれませんが、夜はここで仲間とお酒を飲んだり、普段できないような会話を楽しんだりと、隠れ家的に重宝されそうなスペースです。

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夏が終わりを迎える頃には、きっと心地よい風を受けながら、外で読書を楽しむこともできるのではないでしょうか。

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そうそう、シェアハウスの真向かいにはファミリーマートがあるので、とても便利なんです。夜中に小腹が空いてもすぐ買い物に行けます。

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洗濯機は最上階の5階に2台設置されています。

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洗濯機が置かれている場所から外に出ると、日干しができる物干しスペースも用意されています。

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最後にお部屋を見ていきましょう!お部屋は個室が全8室用意されています。 

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お部屋によって若干広さは異なりますが、平均で8~12平米ほどの広さが確保されています。

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こちらの502号室には大きな収納も用意されており、一人で過ごすには十分なスペースが用意されています。

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また5階のお部屋には天窓のあるお部屋があり、日中は自然のライトとして機能するので、電気要らずです。メインラウンジだけでなく、各お部屋も居住性が高いのが特徴的です。

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一通りシェアハウスを見て回ったところで、オープンニングパーティーの準備が着々と進んでいました。ここからは撮影当日に開かれたパーティーの模様をご紹介したいと思います。

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忙しそうな雰囲気漂うキッチンに近づいてみると、美味しそうな料理が次々とお皿に並べられているところでした。

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本日はこのイベントのために駆けつけて来たというスペシャルゲストの方がいらっしゃったので、後ほど詳しく紹介したいと思います。

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料理だけでなく、料理と一緒に楽しむドリンクだってBarさながらの本格的なものです。夏にぴったりの特製カクテルも用意されていました。

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メインラウンジがたくさんの人で埋まってきたところで、絆人代表の平岡さんからの乾杯の挨拶を合図にパーティーがスタート!

この日は30名以上の方たちがこのイベントに駆けつけました。

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乾杯の瞬間を切り取ったショットも、ゲストの皆さんの笑顔で溢れています。

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大人だけでなく、まだ小さな子供もゲストとして参加していました。年齢・性別・国籍関係なく、フラットな目線で会話が楽しめるのもシェアハウスの魅力かもしれませんね。

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本当にいい笑顔。カメラ目線もいただきました!

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さてさて、一通り談笑も挟み、会場も温まって来たところで、今回のスペシャルゲストのご紹介!旅するシェフとして有名な本山尚義さんです。

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料理好きの方ならもしかしたら書店でこの本を手にしたことがあるかもしれません。この本一冊あれば全196カ国の郷土料理がおうちで作れてしまうレシピ本を監修した方が、本山さんなのです。商品開発から講演、イベントなどで全国を駆け回り、超多忙を極める本山さんが絆人の熱烈オファーのもと、オープニングパーティーに駆けつけてくださいました。

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今回オープニングパーティーで提供された料理は全て本山さんが仕込みから実際の調理まで行い、「旅」というテーマにまさにぴったりな世界各国の郷土料理の数々がテーブルに並びました。

そんな本山さんの今に至る経緯について、紙芝居形式で説明してくださったので、その模様も少しご紹介したいと思います。本山さんが旅に興味を持った最初のきっかけは、インドとの出会いだったそうです。

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もともとはフランス料理のシェフをしていたのだそうですが、たまたま当時お客さんとしてお店に来ていたヨガの先生にインドへ誘われ、連れて行かれたのがきっかけで、スパイスの魔法に魅了され、日本帰国後はインド料理屋で修行を始めたと言います。

その後、休みを見つけては世界を旅してまわり、現地の人と関わりながら、その土地に根付く郷土料理を学んだそうです。訪れた国の数は30カ国以上にもなるそう。まさに「旅するシェフ」ですね。

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現在は、外来種で生態系を脅かすほど増えてしまった赤耳亀の駆除について、行政側から本山さんに相談があり、世界初の赤耳亀を使って調理したレトルト商品を開発したそうです。

思いの外、固い甲羅とその調理方法を発案するのに当時は悪戦苦闘したそうですが、 ようやくレトルト商品として販売までたどり着いたそうです。

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今では「世界のごちそうシリーズ」という形で、世界各国の郷土料理をレトルト商品として販売することで、より身近に手軽に様々な国の食文化を知ってもらおうと商品開発に勤しんでいるようです。

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というわけで、今回のイベントで提供された料理についてご紹介しましょう!まずこちらはアフリカ料理の「バギア」と呼ばれる豆の入ったコロッケです。そのコロッケにトマトソースが掛かっています。

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こちらはルーマニア料理からの一品。ナスのペーストをパテにした珍しい料理です。 

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メインディッシュはアメリカ南部ニューオリンズに伝わる「ガンボ」  と呼ばれる郷土料理です。本来はスープとして食べるのらしいですが、カレーのルーみたいな形で、ご飯にかけても美味しいです!

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こちらのスープは南米の郷土料理で「アヒアコ」というスープです。具材には、ジャガイモ、ジャイアントコーン、アボガドが入っています。

どれも想像していたよりも癖がなく、中にはあまり出会ったことのない味だったりしましたが、とても美味しかったです。

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食後は、絆家特製のブレンドコーヒーをいただきました!全3種のブレンドコーヒーをそれぞれ味わうことができました。  

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その後は、コーヒー染め体験など、国籍・性別関係なく楽しめる体験まで用意されており、皆さん集中して作業に取り組んでいました。

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あっという間に楽しい時間は過ぎ去るもので、最後は「一本締め」ならぬ「一本開き」でイベントは大盛況の中、幕を下ろしました。

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その後は、お決まりの参加者全員で記念写真をパシャリ!本当に十人十色、様々な人たちが参加したイベントで、これからもどんどんこの輪が広がっていくのだろうなと感じました。

「旅」「珈琲」「本」。この3つのキーワードの中で少しでも興味がある方がいれば、是非一度内覧に足を運んでみてください!絆人スタッフ、イベントに参加された皆さん、ありがとうございました!

いかがだったでしょうか?今回ご紹介した「絆家シェアハウス-hitotoki-帝塚山」を運営するのは、株式会社絆人さん。

今回は大阪のシェアハウスですが、関東でも東京を中心に既に4棟のシェアハウスを運営・管理されている実績のある事業者さんです。絆人が運営するシェアハウスの最大の特徴は会社の代表を務める平岡さんの魅力にあると思います。

絆人のブログやSNS、さらにはイベント中の様子を見ていると、入居者同士が物件の垣根を超えて仲が良い雰囲気が伝わってくるのですが、それは平岡さん自身もみんなと一緒に全力で楽しんでいるからこそ、入居者も殻をぶち破って思いっきり飛び込んでいけるのだと強く感じました。

豪華な設備や暮らしやすさも魅力にはなるけれども、絆人シェアハウスの最大の魅力は入居者のコミュニティにあると思います。

仲間と過ごすひとときの時間、ひとときの出会いが一生の宝物になる。そんな旅にも似たようなシェアハウスの暮らしはいかがでしょうか?

/Author: カガワ

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