シェアハウスを探し求め、僕らは旅に出た。 |
今までソーシャルメディアや「東京シェアハウス」のサイトを通して何度か告知させて頂いていたイベント『みんなで行くシェアハウスバスツアー』が、ついに2月2日(土)に開催されました。 その内容とは、みんなでバスに乗り込んで、都内近郊の面白そうなシェアハウスを見て回っちゃおうというとてもシンプルなもので、イベント当日は20名近くの参加者の方々にお集まりいただきました。都内各所の観光地をバスに乗って回るはとバスツアーの「シェアハウス」版とご想像頂ければ、わかりやすいのかと思います。 そして今回、このような素敵なイベントを一緒に企画してくれたのが、大学生の作るWebマガジン「TENITORU」を運営している学生団体Urban。こんな企画があったら面白いのかも!という会話から、本当に実現することになってしまったイベントで、第一弾はコンセプトのあるシェアハウスをバスで回ってみようということになりました。 事前に訪問先として公表されていたのが、「スポーツ好きが集まるシェアハウス」、「起業家が集まるシェアハウス」、「アトリエのあるシェアハウス」の3物件。残りの1物件については当日のお楽しみということで、実際に訪問するまで何も情報は明かされませんでした。しかし、気になるという方のために、その答えについては後ほど記事の中でご紹介させて頂くので、乞うご期待! それでは、シェアハウスを巡る旅のはじまり、はじまり。 |
出発の地、渋谷。今回のバスツアーは都内から横浜までを巡る旅。都内でも有数のターミナル駅、さらには最先端の流行を発信する若者の街として有名です。
そこに意義を感じ、はじまりの場所と選んだわけで、決して我々の活動拠点から近いという理由ではございません。。
参加者の皆さんをお出迎えするために、少し早めに集合場所へ到着すると、なんと相棒となるバスは既に到着しており、私たちをお出迎えしてくれました。
そして、今回このバスツアーを企画してくれた学生団体Urbanのシェアハウスガールズたちも既に待機していました。
朝9時と早い時間の集合だったため、皆さんきちんと起きて来てくれるのか、そわそわしながら待っています。しかもこの日は生憎の雨模様の天気。果たして無事帰還できるのか、徐々に不安の色も増してきます。
さて、バスに乗り込み、渋谷から約30分ほどで、一件目に訪問する「COURI018大森東」に到着しました。電車だと最寄駅が京急本線「大森町」駅にあたり、そこから徒歩で6分ほどの場所にあります。こちらのコンセプトは”スポーツ好きが集まるシェアハウス”ということで、ランニングに適した海浜公園やゴルフ練習場、テニスクラブやプール、バスケットコート施設はいずれも徒歩や自転車ですぐの場所にあるそうです。
また、こちらのシェアハウスは新築だそうで、しかもこの日がオープン初日。私たちが最初の見学者ということで、記念すべき瞬間にもなりました!
ウッドウォールが施された通路をぞろぞろと歩きながら、中へと入ります。
そして建物の中へ入り、私たちを出迎えてくださったのが、株式会社シェアカンパニーのスタッフさんたち。この日のために資料まで用意してくださり、当シェアハウスの特徴や管理面についても説明して頂きました。
皆さん、内装のお洒落さにとても驚いた様子で、ときおり目をきょろきょろと動かしながらも、真剣に話を聞いています。
さて、スタッフの方からの説明が一通り終わると、あとは各自自由に内覧をしてよいとのことで、一斉に建物のあちらこちらへと散らばります。
それでは、シェアハウスの中身を少しだけご紹介。こちらが共有ラウンジとなっており、天窓から柔らかな光が降り注ぐダイニングスペースとゆったり足を伸ばしながらくつろげる、カーペット敷きの団らんスペースが用意されています。
とてもデザイン性の高い内装となっており、開放感溢れる大人の空間が広がっています。
特にこの放物線を描く照明なんか面白いですよね。まるでSF映画にでも出てきそうな特異なデザインです。
こちらはまるでカウンタバーのようなオープンキッチン。シェアハウスに入居し始めてから、自炊を始める人もたくさんいるのだとか。
お部屋は全て個室となっており、シンプルでフラットなタイプのものと、
天井が高く、ロフト付きのタイプがあり、それぞれの用途や好みよって選択することができます。
さて、皆さんがそれぞれ居室などを内覧している隙を狙い、きっとこの場所に人が集まったら、こんな日常になるのでは?と想像し、学生団体Urbanのシェアハウスガールズたちがモデルとなり、写真を撮らせて頂きました!
人がその場所にいるのと、いないのとではこんなにも雰囲気が変わるのですね。やっぱり家には人がいないと、何だか物寂しい気がします。
こちらはカウンターキッチンの様子。ここで、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりするのも良さそうですね!他人が作った料理をお裾分けしてもらう、ちゃっかり者も出てきそうですね。笑
ロフトは4人同時に上がっても平気なので、荷物が多いという方にはこのタイプのお部屋がオススメなのかもしれませんね。
また、ラウンジの外にはウッドウォールで囲まれたバルコニーも用意されており、カーテンを全開にしていても外から丸見え!なんてことはなさそうです。
そんなこんなで、皆さん一件目から度肝を抜かれたようで、終始興奮した様子で、こちらのシェアハウスを後にしました。
さて、続いて2件目に訪問させて頂いたのが、池上駅から徒歩7分の「コネクトハウス池上」。コンセプトはずばり”起業家が集まるシェアハウス”ということで、いずれは自分の会社を経営したい、自分の店を持ちたい、そんな夢を持つ人たちを後押しするシェアハウスなのだそうです。
それでは、建物の様子から。こちらは正面玄関となっており、各居住者用のポストが並んでいます。
居住スペースは3部屋1ユニットとなっており、3つのお部屋に対し、このようなキッチンと共有スペースが設けられているようです。
お部屋の様子。ベッドや収納棚などが、予め用意されているため、荷物一つですぐに入居することもできてしまいます。
そして、こちらがこのシェアハウスの魅力の一つでもあるセミナールームの様子です。コネクトハウスでは定期的にその道のプロや有識者の方を呼び、シェアハウスの中でセミナーなどを開いています。
このセミナールームには、プロ仕様のキッチンも用意されているため、ただ座って話を聞くだけではなく、得た知識を活かしながらその場で実践し、頭と身体を使いながら学べるそうです。ちなみに、上の写真は以前イベントにお邪魔させて頂いたときの様子です。
そんなコネクトハウスさんが、今回私たちのために用意してくださった企画は、訪問させて頂いたのがお昼に近い時間帯ということもあり、本格イタリアンをみんなで作って食べる、お料理教室でした。
今回講師を務めてくださったのは、実際にこのシェアハウスに住んでいる入居者の方で、将来的には自分のお店を開きたいと思っているそうです。この日のために食材を揃え、下ごしらえなどの準備もしてくださったそうで、スタッフ、参加者一同、本当に感謝しております。
さて、まずは前菜となる野菜スティックをつくるため、瑞々しく色鮮やかなお野菜たちのお出ましです。
野菜班は、とにかく野菜を切る、切る、切る、たまに茹でる。という役割を与えられ、ひたすら野菜を一口サイズに切っていきます。
そして、全ての野菜が切り終わったら、あとは盛り付けです。たったこれだけ!?と思う方もいるでしょうが、切り方にだっていろいろと工夫があるのです。。いや、工夫をしたつもりです。。うん。。
じゃじゃーんと、野菜スティックの出来上がり。あとは美味しいアンチョビマヨソースが野菜の味にアクセントをプラスしてくれることでしょう。
さて、続いてはピザ、パスタ班の様子を覗いてみます。
肩を並べながら、麺棒、もしくは素手でピザ生地を伸ばしていきます。
平たくピザ生地を伸ばしたら、今度はその上に赤々としたトマトソースをたっぷりと塗っていきます。
あとは、お好みでチーズや野菜、キノコなどの具材を乗せれば、ピザが上手く焼き上がるのを願って、ただただオーブンの前でできあがりを待つのみ。
そして、焼き上がったピザがこちら。見ての通り、手作り感が何ともいいですよね!お部屋の中にはチーズときのこの香りが漂い、空腹のお腹を刺激します。
あとは、8等分に切り分け、野菜班が待機している別室へ持ち運びます。
ところが、別室へピザを持ち運ぶと、空腹を我慢できなかった野菜班のメンバーは既に自分たちで作った野菜スティックを摘まんでいました。。笑
でも、ピザ・パスタ班はみんなのためにまだ作業を続けています。。
しかしながら、再び焼き上がったピザを別室へ持ち運ぶと、今度は最初に運んでいたピザにまで野菜班は手を伸ばし始めていました。「ピザはアツアツで、焼き立てのうちに食べないとね!」ざっとこのような常套句を盾にして。。
それでも、ピザ・パスタ班は頑張って作業を続けてくれています。ありがとう、ピザ・パスタ班!ちなみに、こんなことを言いながら、私は野菜班でした。。ありがとう、ピザ・パスタ班!
美味しいピザやパスタをたらふく食べ終えると、最後には、「トリッパ」という料理まで登場!その食べ物は何ぞや?という方も中にはいるかと思うので、一応ご説明しますと、牛の第2胃袋「ハチノス」をトマトソースで煮込んだもので、平たく言えば、イタリア風もつ煮込みなのだそう。
この「トリッパ」という料理、パンに乗せて食べるとまさに絶品で、ピザやパスタでお腹を満たした後でも、思わず手が伸びてしまいます。是非どこかのお店で見つけた際はご賞味あれ!
そんなこんなでシェアハウスの見学だけではなく、コネクトハウスさんと入居者の方のご協力も多分にあり、イタリア料理作りまで体験でき、とても貴重な時間を過ごせたのではないかと思います。本当にご協力ありがとうございました。
さて、この後はアトリエのあるシェアハウスと当日までお楽しみの○○シェアハウスにお邪魔することになるのですが、その様子は次回のイベントレポートで紹介したいと思います。まだまだ盛りだくさんでお伝えできるかと思いますので(まだ2物件しか紹介できていなかったのですね)、乞うご期待!
/Author: カガワ