現代の松下村塾、京都起業家達の溜まり場!:【Fespa京都】
Category: TOKYO SHAREHOUSE, イベント・パーティーレビュー, シェアハウスについて, ユニーク物件, 全国, 関西起業家と先輩経営者を繋ぐFespa京都!
Fespa京都は、京都乙訓エリアをメインに建設から不動産と建物・土地に関する全てを手がける株式会社Livとコンセプト型シェアハウスの先駆者である彩ファクトリーがタッグを組んで生み出された関西初の起業家シェアハウスになります。
今回は起業家シェアハウス完成披露宴に呼ばれ、はるばる京都へ。京都で学生時代を過ごした私としては嬉しいことに、京都で圧倒的な知名度を誇るグルメ・イベント情報誌Leafを刊行する㈱リーフ・パブリケーションズ中西真也社長の講演も拝聴することができました。なかなかお会することのできない雲の上の経営者にお会いするために、本来31名が定員のFespa京都共有ラウンジには40名以上の参加者で大盛況。講演では、経営に関するオフレコな情報や、中身の濃いすぎるお話ばかりで貴重なお時間を共有させて頂きました。このような場をつくってださった株式会社Livさん、彩ファクトリーさんに本当に本当に感謝です!!Fespa京都では、今後もこのようなイベントが続くのでなんとも羨ましい環境です。
起業家シェアハウスでは定期的にこういった外部から先輩経営者などをお呼びし、起業したい人や起業している人にとって嬉しい出会いの場が設けられるそうです。本当にプライスレスなサービスだと思います。入居者は同じ志のもとに起業済みの入居者やこれから起業予定の入居者たちと、さらには今回のような入居者以外の先輩経営者とも一緒にビジネスについて談義を交わせることができます。
幕末に多大な影響を与えた吉田松陰が開いた松下村塾では、時間割がなかったそうですが、Fespa京都でも同様に、時間に関係なく自由に熱いビジョンや将来について仲間たちと夜な夜な語らい尽くせることでしょう。
それでは、今回のイベントについて触れながら、Fespa京都さんについてご紹介したいと思います。
起業家シェアハウスとは?
世界的な観光都市である京都は、日本人にとっても絶えず憧れの都市。そんな京都では、京都でしか出くわせない風情ある四季の彩りに日本人としてのイデオロギーを感じることができます。一方で不思議と京都には周りの変化を柔軟に受け入れ、独自性へと変化させている力も感じれます。だからこそ、長らく日本の中心の都として、世界と対峙してこれたのではないでしょうか。
「良い物をより良い物へ」、そして周りから学び独自の個性として昇華させる京都力。
今回の起業家シェアハウスに集まる熱い入居者達もきっと、京都という地を生かしながら柔軟に面白いサービスを生み出してくれることでしょう。
Fespa京都は、阪急線東向日町駅から徒歩13分、JR線から徒歩20分に位置し、京都中心地の四条まで約30分から40分。京都都心から少し離れた郊外ですが、生活圏としては住み心地の良い地域に。お家の周りには京都らしい竹林もございます。そして、起業家シェアハウスならではのソフト面の特徴がなんと言っても気になるところ。以下ソフト面のポイント。
- 起業家マインドを持つ31名が集結する密なコミュニティ
- 専用Facebookグループで質の高い情報交換
- 勉強会、英会話サークル、交流パーティーを定期開催※参加は自由
- 経営者メンター陣がバックアップ
リーフ中西社長講演〜交流会
今回一番のイベント、㈱リーフ・パブリケーションズ中西真也社長の講演。
経営者としてだけでなく、社会人として必要なビジネスマインドを大変わかり易く、楽しくお話していただけました。
「人前で話す」。これは社会人にとっては不可欠なスキルです。大先輩経営者のお話はとにかく、聴き手を惹きつけます。そういった視点で参加するだけでも、ビジネスひよっこの私にとっては有難い限りの時間。一時間という時間が本当に一瞬に感じながらも学ぶことが多い内容でした。心に残ったお言葉を3つだけご紹介。
経営資源は「人、人、人」
一般的には「人・物・金」と言われますが、やはり「人」が間違いなく大事な要素である。確かによく「人」が一番大事だということは聞きますが、非常にわかり易く現在進行形の会社の話を交えながらも説明してくれました。良い人が持ってくる「物」や「お金」は質が高く商売が継続し、意味があるものである。
時流(マクロ)と流行り(ミクロ)をよむ
中西社長は今でも市場を知るためによく街歩きしながら街と対話することを心掛けているそうです。絶えずビジネスマインドを高く保った日常の過ごし方は、起業家にとっては必須のことだと改めて確認させられました。今後どういった市場が大きくなるのか、どこに向けたビジネスを構築するべきなのか、もっと市場を考えた動き方を自分も考えるべきだなと反省する時間が持て本当に貴重なお話でした。
変化に対応できる生き物が生き残る
ダーウィンの進化論の言葉で説明していただきました。この言葉を聞いた時に、すぐに思い浮かんだのがやはり、「京都」という特異性。京都が京都である所以は、長く京都というブランドを維持できる独自性があるからです。独自性がなぜ生まれるのか?それは間違いなく周りの文化を吸収しながらも独自文化を築いていったからに他ならないと思います。ビジネスも同じで、絶えず周りから学び、己が変わることで存続することができるのだと考えさせられました。
中西社長の話しはもっともっと深いものです。うまく伝えれているのか不安で中西社長に大変申し訳なくも感じるのですが、講演を聞けたことで、私自身これからの社会人生活で変われるキッカケを頂けたことは間違いありません。起業精神が少しでもある方、起業に興味がある方は彩ファクトリーのテーマでもある「体験によって人生を変える」をFespa京都でぜひ体験してみてください!
Fespa京都物件オーナーの㈱LiV波夛野社長(上写真右端)。
交流会では入居を検討されている方と親身になってお話されていました。波夛野社長は、京都を元気にする新しい風を吹かせるために、今回京都市郊外に起業家シェアハウスをスタートされました。(郊外といっても四条まで約30分から40分です。)今後も波夛野社長はメンターとして若手との交流を楽しみにFespa京都の環境づくりに携わってくれるそうです。
LiVさんについてちょとご紹介。非常に面白い会社です。今回のイベントに社員の方やグループ会社の方々が数名だけ参加されていたのですが、本当に風通しの良い会社だなと勝手ながら思いました。先輩社員も新入社員、そしてこれから入社する社員もみな絶えず笑顔でした。きっと波夛野社長が作り出す雰囲気や精神が社内に浸透しているからに他なりません。
ちなみに驚いたことにですが、入社一年に満たない社員が、海外に和建築を売り込むためにアメリカ出張に行くなどもしているそうです。和建築の売り込み方もこれまたユニーク。和室に当たり前にある家具や小物をより実生活で買い手にイメージしてもらうために、和室のお部屋を海外で作りあげたり、日本独自の木材も同様に海外で紹介しているとのこと。新入社員の能力にもよりますが、社員を信頼する社の方針を見て取ることができました。京都で建築や不動産に興味がある方、そして世界でも勝負したい方、ぜひLiVさんへ。
Fespa京都をプロデュースする彩ファクトリー代表の内野社長(上写真左端)。
内野社長は、東京・横浜・福岡で合計17件のコンセプト型シェアハウスに特化し企画運営をされており、既に東京都練馬区で起業家シェアハウスX-Garden桜台を運営され、巨大起業家コミュニティの創出に成功されています。Facebookのグループ参加人数もオープンして1年半が過ぎた時点で80人を超えているそうです。また彩ファクトリーさんが出かけるコンセプト型シェアハウスは、某TV番組でホリエンモンからもお墨付きを頂いているほどの内容で、今後の彩ファクトリーさんの展開も充実することでしょう。
いつも優しい言葉でお話をしてくれる内野社長ですので、入居者される方も気兼ねなく相談やお話ができます。今回の交流会終了後でも、イベント内容の充実さを体験した数名の方が、すぐに入居を決断されていました。興味がある方はまずはFespa京都さんが主催するイベントに参加するのも良いかもしれません。以下は既に入居予定の方達の情報になります
- 年商50億の旅行企業の経営者
- 海外で食をテーマに事業展開中の経営者
- ハワイで活躍するフリーカメラマン
- 東京で活躍するフリーコピーライター
- 将来事業立ち上げ予定の社労士
- 事業立ち上げ予定のシングルマザー
Fespa京都の物件案内
向日町の小高い丘の上にあるFespa京都は築47年の建物。建物内はフルリノベーションにより築47年とは思えない綺麗さに見事に再生されています。デザインを監修したのは、2015年にGOOD DESIGN AWARDの受賞歴がある有限会社ランドサットにより手がけられ、細部までこだわった上質な空間が創り出され、古さも楽しむことができます。
起業家シェアハウスならではの一大コミュニティのためにも、共有エリアをとにかく交流が楽しくなるものに!巨大なデッキテラス、DIYスペース、菜園、ギャラリー、さらにはピザ釜などもある世界でも唯一無二の作品へと仕上がっています。それではお家の写真をご覧下さい。
ラウンジは最大入居者数の31人全員が入れるスペースに。
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共有エリア・周辺
1F・2Fの2LDK(オフィス、店舗、アトリエ利用可能)
203号室、2LDK(オフィス、店舗、アトリエ利用可能)
3F・4F(単身者向け)
「起業家シェアハウス」は究極なコンセプト型シェアハウスです。意識が高い環境に身を置くことは時に苦しく感じることもあるかもしれません。それでも、待つことなしに自分から動く一歩は強い前に進む一歩です。シェアハウスは暮らしをシェアし、夢を共に分かち合う喜びも感じれる場所でもあります。分け合う知識、明日から巣立っても繋がる関係が此処にあるのです。最後に、㈱リーフ・パブリケーションズ中西真也社長の言葉。
「公益を追求して私益を得る」。
この言葉もシェアする精神が根底にあります。ビジネスは社会を良くするためのもの。手と手を取り合い繋がりシェアすること、それ自体が喜びのあることでもあるんだなと考えさせられました。
/Author: タカハシ